スマート農業のための画像処理(基礎)・二値化処理
画像の二値化処理を学ぶための対話的な学習ツールです
1 📚 アプリの使い方
1.1 1. 画像の観察
左側の元画像をよく観察してください。この画像がどのような明暗の特徴を持っているか確認しましょう。
1.2 2. ヒストグラムの確認
ヒストグラムで画像の明るさの分布を確認します。山が2つある場合は、二値化に適している目安となります。
1.3 3. 閾値の調整
スライダーを動かして二値化の閾値を調整します。結果を観察しながら、最適な値を探してみましょう。
1.4 4. 結果の評価
二値化された画像を確認し、目的に応じて適切な閾値が設定できているか評価します。
元画像
二値化処理後
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ヒストグラム
1.5 ヒストグラムの読み方
ヒストグラムは、画像の明るさの分布を表すグラフです。横軸は明るさ(0~255)を、縦軸はその明るさを持つピクセルの数を示しています。
- 左側(0に近い)は暗いピクセルの分布を表します
- 右側(255に近い)は明るいピクセルの分布を表します
- 山が2つある場合は、明暗がはっきり分かれていることを示します
- このような場合、2つの山の間の値を閾値に設定すると効果的です
スライダーを動かして、ヒストグラムを参考にしながら最適な閾値を探してみましょう。